木の風合いをあまり変えずに、簡潔なデザインで、住処が変わってもバラして移動できて、間取りに合わせて幅を変えられる。そんな棚をつくっていきます。
主役の材料となるのは松。すべてコーナンPROで調達し、車に積める長さにカットしてもらいます。

持ち帰った後、縦120cm・横90cm・奥行45cmの寸法になるように切ってから、棚の高さやそれぞれの間隔をイメージして墨付け。
まず支柱となる2×2材にノミとノコギリで溝を掘っていく。ノコギリは評判の高い「POCKETBOY大工用」を使った。折りたためるようになっていて、刃の角度を2段階で調整できるのでとても使いやすい。

欠き取った溝に、棚受けとなる1×2材をはめていく。「カギ込み」と呼ばれる技法。こうすることで、釘やビスだけで接着するよりも強度が上がる。



なお、カギ込は、薪棚について調べていた時に知り、その時読んでいたこちらの記事を参考にしました。大工が教える薪棚の作り方3 カギ込みの簡単な作り方
さて次に、棚板となる1×2材を置くための溝を、棚受けとなる1×2材に掘っていく。
溝を掘る場合は何本か切り込みを入れてからノミで削り取るのだが、板の数が多くて合計50回この作業を繰り返すことになった。バーンアウトしたくなかったので、一気にはやらずに毎朝のプチ日課になった。


塗装の前に、サンドペーパー#400~#600で簡単に磨いておく
塗装にかんしては、はじめは紅色と深緑の組み合わせをイメージしていたけど、最終的には木の色を活かした塗装にしたいと思っていたところ、備後柿渋という塗料にたどり着いた。

銀杏っぽい香りで、塗った色はほうじ茶くらいの薄さで、刷毛で塗って布で拭き取るを繰り返すことで徐々に着色が進み、塗り重ねる回数で濃さを調整できる。日光浴させると色付くのが早くなる。

色が少しずつ変わる様子を見るのがけっこう楽しくて15回も塗ることに。こんがり上手にできた。

強度を上げるために筋交をいれて補強。たまたまあった細い竹の残りがいい仕事をしてくれた。細すぎかなと思ったけど、しなやかな竹は、いい具合に横揺れを抑えてくれる。



仕上げに亜麻仁油をさっと塗って、おしまい✴︎


ちょうどその頃、カナダのSalt Spring島に住む友人からメールがあった。サウナを作っているようで、タンクに溜めた雨水を利用してサウナに送るらしい。この貯水タンクは、IBC (Intermediate Bulk Container) totes といって、中古で仕入れたらしい。日本でも同じようなタンクは手に入るようで、工夫すれば生活用水の一部を補うことができると思う。



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